事業再構築補助金、採択の3類型とは

 コロナ対策の大型補助金制度として鳴り物入りで登場した、「事業再構築補助金」。

事業再構築補助金

7/30(金) 18:00から、第3回の公募を開始いたしました。申請の受付開始は、8月下旬を予定しています。第3回公募締め切り後、さらに2回程度の公募を予定しています。今般、国税庁より、圧縮記帳等の適用を受ける国庫補助金等に該当する旨の回答を受けましたので、お知らせいたします。詳細につきましては、以下のリンク先文書をご覧ください。中小企業等事業再構築促進補助金における圧縮記帳等の適用について第3回公募の公募期間は7月30日18:00から9月21日18:00までです。申請の受付開始は8月下旬を予定しておりますので、申請をお考えの事業者さまにおかれましては今しばらくお待ちください。第3回公募の主な変更点。(詳細は公募要領をご確認ください。)第1回公募で採択を発表した案件の中に、重複案件と思われる事業が発見されましたので現在調査中です。不正が判明次第、厳正に対応いたします。公募要領4.(7)⑩にありますように、他の法人・事業者と同一又は類似内容の事業については、厳正に対応いたしますので、十分ご注意ください。【第1回公募採択結果公表】6/16(水)18:00に第1回公募「緊急事態宣言特別枠」採択結果の公表をいたしました。また6/18(金)18:00に第1回公募「通常枠・卒業枠・グローバルV字回復枠」採択結果の公表をいたしました。【電子申請システム】・申請が完了しましたら、必ず申請状況が「申請済」と表示されているか確認をお願い致します。「申請準備中」と表示される場合は、一時保存の状態で、申請完了できておりませんので、ご注意下さい。画面イメージも併せてご確認ください。・第1回公募の申請情報及び一時保存状態の情報は、第2回公募には引き継がれません。第2回公募に申請される場合には、第2回公募開始後に改めて申請情報の入力が必要となりますので、ご留意ください。【コールセンター】・現在、コールセンターへのお問い合わせを多数頂戴しており、お電話が繋がりにくい状況でございます。ご迷惑をお掛けいたしますが、公募要領やよくあるご質問をご確認いただくとともに、しばらくしてからお問い合せいただくようにお願いいたします。【添付書類】・申請に際し、ミラサポplusの「活動レポート(ローカルベンチマーク)」(BIレポート等)の添付は不要です。同じくミラサポplusの「電子申請サポート」から作成できる事業財

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 一次募集の採択事例について「法人名」「プロジェクト名」「プロジェクトの概要」が公表されています。

 地域別、業種別にまとめられわかりやすく表示されています。

 筆者の住む、北海道ではどのような事例があったか、お客様の属する業種ではどのような事例が採択されたか、つぶさに見ることができます。

 丁寧に見ていくと類型があることに気づきます。

【類型1】

 業種転換、業態転換を起こし現状からの脱却を目指すもの。

 この補助金の趣旨に一番沿っているもの、という印象のものです。

 本業がコロナで不振にあえいでいるが、補助金を得て別の業種に進出し生き残りをかけるものです。採択された企業の実際の申請書を見る機会がありましたが、「これでウチの会社が生き残る!なんとしても実現したい」という迫力にあふれたものでした。

【類型2】

 コロナで深刻な打撃を受けた業種の救済色がにじむもの。

 飲食業、宿泊業などコロナで深刻な打撃を受けた企業について、新規性はさほどなくても採択されているケース。

【類型3】

 コロナ対策に合致するもの。非対面で接客を行うためのものなど。

 キーワードは、

 「デジタル技術の活用を伴うもの」。

 

【この補助金を得て何をしたいのか】 

 「6000万円の補助金がもらえる」といわれるともらっておかないと損、という気持ちになりがちですがそうではありません。(補助金額は8月末からの第3次募集では企業規模によって4000万円、8000万円など上限が変わっています)

 まず全体の支出があり、その中に補助対象経費があり、その補助対象経費の3分の2が補助対象となります。ざっくりいうと、

 全体で1億円のプロジェクトで、

 そのうち9000万円が補助対象経費で、

 3分の2の6000万円を受給した、

 という感じのものです。

 となるとどうしても相当額の自己負担が発生します。

 補助金受給ありき、で申請し採択されたとしても、

・金融機関から資金的な援助を得るパターンもありますが返しきれるだけのキャッシュフローが得られるか

・過大投資となり償却負担が重い

 など問題を抱え込むことになりかねません。実際にはそのような「受給ありき」パターンの申請は事務局ではすぐわかるでしょうし厳しい目線で見られると思います。

 

  弊社、ワイズコンサルティングでは事業再構築補助金の受給支援業務も行っています。

 事業再構築補助金のポイントとなる、計画期間中の「付加価値の増加」につながる計画かどうかを重視し、本当に会社のためになる計画を作成します。ご興味のある方は、弊社までコンタクトをお願いします。

中小零細企業の経営改善はワイズコンサルティングへ

中小零細企業の経営改善コンサルティングを手がけます。問題抽出、対策立案、実行をアドバイスします。クラウド会計の導入を組み合わせ「早く正確に低コスト」で経営改善を行います。事業再生のご相談もお受けします。まずはノウハウ公開ブログをご覧ください。「いままでコンサルティングを経験したことのない事業主にコンサルティングを経験していただくこと」を目標に取り組みます。

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